「おいしいしあわせ」を支える品質管理部

栄養士衛生

全ての部署を統括する品質管理部

ー品質管理部でのお仕事を教えてください。

金澤:「栄養」と「衛生管理」という、大きく分けて2種類の仕事があります。

まず「栄養」の分野では社員食堂、福祉施設、スポーツ栄養の献立の管理・作成を行います。一言に「献立作成」と言っても食べる方が全然違うので、その事業所に合わせた献立を作らなくてはいけません。例えば私は社員食堂の担当なのですが、工場で働く方はほぼ男性なので、原価内でいかにボリュームがある食事を作れるかを考えます。

藤原:私は福祉施設とスポーツ栄養を担当しています。福祉施設ではあまり体を動かさない生活をしている方が多いので、脂質を抑えたヘルシーな献立を考えます。一方スポーツ栄養では、プロ野球チームの寮の献立を考えるのですが、がっつりとボリュームのある食事になるようにしています。

金澤:「衛生管理」の分野では各事業所を巡回して衛生面や安全面の点検・管理をしています。また、食材の管理として、各事業所に食材を卸してくれる業者さんの選定も行なっています。

ー部署ならではのやりがいは何ですか?

竹林:第一事業部、第二事業部、その他全ての部署と関わるのが品質管理部です。それぞれの部署を巡回することで、独自の視点で各部署にアドバイスをすることもできますし、逆にそれぞれの部署から学ぶことも多いですね。

金澤:衛生面を管理している以上、各事業所で食中毒は絶対に起こしてはいけない。責任感を持たなくてはいけない部署だけに、それがやりがいに繋がっています。

日々新しい仕事に取り組む、積極的な職場

ー仕事の中で大切にしていることは何ですか?

金澤:現場あっての私たちですし、現場のための私たちである、ということを常に考えています。衛生マニュアルを作るのも、本社の机に向かって考えるだけでは意味がない。実際にそれぞれの現場に出向いて、現場の方とコミュニケーションを取りながら一緒にその場に合ったマニュアルを作っていくことが大切だと思っています。

竹林:各事業部とのコミュニケーションは、2ヶ月に1回くらいの頻度で「栄養士会」を行なっています。各事業所の栄養士さんにお声がけして、みんなで講習会に出向くというものです。なかなか参加が難しいという方とはメールでやりとりして、コミュニケーションを取るようにしています。

藤原:最近では栄養衛生についての新聞を作って各事業所に配布するようになりました。栄養士の情報は日々更新されるので、それを全ての事業所で共有したいと考えての試みです。3ヶ月に1回の頻度で発行しています。

ー新しい取り組みをどんどん行なっているんですね。今後も何か部署として挑戦していくことはあるのでしょうか?

竹林:2019年春に完成した本社1階のテストキッチンをどう使っていくかによって変わってくると思います。これはあくまで理想ですが、将来的にはメリックスのオリジナルソースを作りたいと思っているんです。事業所によって食材の単価も違えば調理器具も違うので、現状全ての事業所で「まったく同じ味」を再現することは不可能です。でも、例えば一流のシェフ監修のメリックスオリジナルのソースを作れば、どこの事業所でもその味を再現することができます。そういう試みも、今後行なっていきたいですね。

ーでは、今後どういう人にメリックス株式会社に入社して欲しいですか?

藤原:講習会や学会など学ぶ機会が多い職場なので、学ぶことが好きな方だと一緒に勉強して向上していけるかなと思います。

竹林:食に興味があって、なんでも「やってみたい!」と言うような積極的な方に来ていただきたいです。なので、入社前からこういう仕事ができなくては駄目とか、こういう人じゃないと駄目という枠にはめたくはないですね。

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