体が“ととのう”うれしい秘密
羊肉で食養生
日本ではあまりなじみのない羊肉ですが、世界3大料理のフランス料理、中華料理、トルコ料理では、メインになることも多い食材です。近年、日本でも人気のあるドネルケバブやスパイスカレーで羊肉が使われることも多くなってきました。
実は体にも嬉しい効果がたっぷりつまった羊肉の魅力をお届けします!
羊肉の食養生
薬膳の考え方では、羊肉は体をあたため血や気の力を補う力が強い食材とされています。
冷え性体質の人や疲れやすさを感じる人の食養生におすすめの食材です。
気温の高くなる季節や、花粉症などの炎症がある時には、温めすぎてしまわないようにごぼうや大根など、体を冷ます働きのある食材と組み合わせることで強さがやわらぎます。
脂肪を燃焼を助ける肉
肉類には、脂肪を燃焼させやすくする効果のある栄養素「L-カルニチン」が含まれますが、羊肉には特に豊富です。
同じ量の鶏肉と比べると、ラムは8倍以上、マトンでは20倍以上のL-カルニチンが含まれ、ダイエット効果が期待できます。
ラムとマトンって何が違うの…?
ラムは生後1年未満の仔羊肉、マトンは生後2年以上の成長した羊肉のこと。
ラムは肉質が柔らかくクセの少ないお肉、マトンはしっかりした歯ごたえがあり、旨味も風味も濃いお肉です。