全社に根付くアットホームな空気が創る「サービス向上精神」
様々なジャンルの食事を、オールマイティに作る力
ー第一事業部で担当している「社員食堂」。お仕事内容について教えてください。
内田:企業の中にある社員食堂で食事を作る業務です。主に朝・昼・夕食の3食を提供していますが、深夜のお食事を作ったり、仕事終わりの17時半から21時くらいまでの間お酒が飲めるサロン営業を行なっているところもあります。100名以上の宴会ができる食堂もあって、そこで新入社員の研修や懇親会を行なっている会社もありますね。現在は6社を受託していて、それぞれの会社の働き方に合わせた食事の提供を行なっています。
ー社員食堂で働いている方の一日のスケジュールを教えてください。
内田:多くの企業は、朝から昼、もしくは昼から夜のシフト交代制です。営業時間が長いところには、それ以外に早番の方がいたり、深夜出勤の方がいたりもします。1日だいたい14〜15名ずつで回すパターンが多いですね。
提供する食事量は、どの会社も昼食の数が一番多く、少ないところで300食、多いところでは700食ほど。700食と聞くと大変だと思うかもしれませんが、多いところはそれだけ多くの従業員を配置しています。なので、事業所によって忙しさに差が出るということはありません。
ー部署ならではのやりがいは何ですか?
内田:社員食堂は、レストランと違って毎日同じ人が来る場所です。レストランであれば洋食屋さんは洋食だけ、和食屋さんは和食だけを極めればいいですが、社員食堂は全てをオールマイティに作り、毎日献立を変えていかないと飽きられてしまいます。そこが難しいところでもありますが、やりがいを感じるところですね。
献立を決めるときはお客様の声も参考にしています。人気のメニューはカウンターにいる従業員に「おいしかったです!」と声がかかることも多いです。また、月に一度打ち合わせ会議を設けていて、その場でお客様と意見交換をしています。
ただ、例えば揚げ物の献立がお客様から人気だったとしても、毎日そればかりだと栄養に偏りが出てしまう。そこはしっかり予算や栄養面と相談をしながら、献立を考えるようにしています。
アットホームな雰囲気が、サービス向上に繋がる
ー仕事の中で大切にしていることは何ですか?
内田:まずは社員食堂で働く従業員の健康面や待遇面を第一に考えています。各事業所と我々本社の人間とのコミュニケーションがしっかり取れていて初めて、お客様へのサービス向上に繋がると思うからです。
具体的には、月に1〜2回各事業所の見回りをして意見を聞く巡回業務を行なっています。それ以外にも「事業所報告」という書類に仕事をしていて気になったことを記入してもらうようにしています。それを確認し、急ぎの場合は電話連絡をしたり、そうではない場合も巡回業務の際に事業所の担当者と話し合い、解決するようにしています。
ーメリックス株式会社の魅力は何でしょうか?
内田:私はこれまでいくつかの会社を経験してきましたが、入社面接でメリックスを訪れた際に、先輩社員から「いらっしゃいませ」、帰るときには「ありがとうございました」という言葉をかけられました。それを聞いて、この会社はちゃんと社員同士、心が通っている会社だと感じました。
入社してからその考えはやはり間違っていなかったと思いました。会社全体がとてもアットホームですし、各事業所のみなさんとも仲間のように話をすることができる。社内の雰囲気が良いから、取引先とも良い関係を築けている。
メリックスは、30〜40年間関係を続けている取引先が多いのが特徴です。一番古いところだと創業当時の昭和34年から続いている取引先もあります。そういう仕事ができるのも、雰囲気が良いからだと思っています。
ー今後どういう人にメリックス株式会社に入社して欲しいですか?
内田:視野を広く持てる人に来てほしいですね。何かひとつ問題が起きたときにその場の問題だけをどうにかしようとするのではなく、冷静に周囲を見渡して全体像として考えることができる。そういう人と一緒に働きたいと思っています。